靖国問題
各論に踏み入って書くと長くなるので、この問題に対する非難的主張に関して思っていることを箇条書きにしてみる。
- 憲法における首相の宗教行為の問題と参拝対象が靖国であることは切り離すべき
- 靖国に参拝すること≠A級戦犯に参拝すること
- A級戦犯と罪の重さに差異が無いB・C級戦犯については何故問題にされないのか
- 法的には刑の執行を受けたことで罪を償った戦犯の責任を現在も追及するべきか
- 同義的責任を追及するのであれば、「戦犯」と認定した極東軍事裁判そのものの正当性はどう評価するのか
- 外交上問題になっているのは、諸外国ではなく中朝韓三国ではないのか
ちなみに私個人としては以下のような意見。
- 国として、政治家として、国策で犠牲となった戦没者に哀悼の意を捧げることは当然
- 戦没者追悼施設が民間の、特定宗教によって運営されているのは問題がある
- 戦争指導者らには、戦犯云々以前に、敗戦という結果に対する責任が存在する
- 戦争指導者の結果責任については、日本自らが独自に太平洋戦争を評価・分析し、主体的に判断を下す必要がある
機会があれば少しずつ詳しく書いてみたい。
ちなみにこれは、政教分離原則上問題にはならんのですかね?(笑)
小泉首相がラマダンの宴・中東の大使を官邸に招待へ
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051019AT1E1500B18102005.html