2016春イベE-6「友軍泊地奪還作戦」甲作戦攻略

 一年ぶりに記事を投稿したと思ったら艦これイベント記事です、仕方ないね。

 ひとまずE-6まで甲で突破したので、E-6甲の5/7時点での攻略総括を。一応ギミックにも触れていますが、私はギミック抜きで突破しました。

概説

 空母系4隻で1、3隻で3、2隻で2からのスタートとなるこのマップ。モチーフは太平洋戦争開戦劈頭の真珠湾攻撃となります。削りは2スタートで雷巡3隻と阿武隈を使って道中をなぎ払いDGFHNへ至る固定ルート。ラストダンスは真珠湾攻撃での南雲機動部隊をなぞる3スタートでEIKMNと進む(Mからランダム)ルートとなります。
 ちなみに現状ギミックに関わると言われているのが削りの途上にあるGとラストダンスのハズレにあたるL、そして1スタートの初手Aと言われています。

削り

 特に超高難度のイベント海域に言えることですが、ボスマスでのS勝利やボス撃沈がかなり難しく、道中の大破率も高い場合、削りはボスへの到達率を第一に考え、少しずつでも確実に削っていくことが大事です。特に今回はボスへの支援航空攻撃及び割合ダメージでのゲージ削りが容易ですので、削りではボスの撃沈を諦めるくらい割り切った編成にしたほうがいいでしょう。
 その意味で、3からのスタートはボス前Mマスの渦潮からが索敵判定の無いランダム羅針盤のため、ルートの固定ができる2スタートが削りにはオススメとなります。ギミックといわれるGマスも散々叩くことができます。以下、編成例です。

第一艦隊

第二艦隊

決戦支援艦隊

 削りの要諦は、ボスへ行って決戦支援と割合ダメージで旗艦の体力を300〜500ずつを目安に削っていくことになります。C・D敗北上等です。このため、削り段階での夜戦撃沈はほぼ捨てる代わりに、決戦支援を無駄にしないために雷巡と阿武隈によって道中の敵をなぎ払うことで道中大破の確率を可能な限り下げます。駆逐も対空カットインにより敵の開幕爆撃でのダメージを防ぎましょう。
 戦艦は割と何でもいいですが、大和型及びヴィットリオ・ヴェネト級は費用対効果(特に今イベで枯渇しやすい燃料への負担)の観点からお勧めしません。私は長門型を採用しましたが、金剛型や航空戦艦装甲空母は中破でも攻撃可能なため手数の観点から採用していますが、なければ通常の正規空母でも構いません。
 重巡・航巡枠については制空の観点から1枠あきつ丸にして艦戦ガン積みさせ、制空権確保まで持って行ってみるのも有りかと思います。
 支援艦隊については艦爆の特攻がありますが、航空支援については支援単体での制空権争いが生じるので、計算機サイトなどで必ず制空権が拮抗〜優勢になるくらいには爆戦や艦戦で調節してください。なお、キラつけは支援艦隊の旗艦のみで十分です。無心で出撃して削ってください。

ラストダンス

 突入艦隊はこちらです。ちなみに決戦支援は削りと変わりません。

 ラストダンスを3からのスタートにする理由は、制空権確保をしやすくすることと、道中2戦+潜水艦1戦+燃料渦潮1によって弾薬消費が実質2戦分でボスへ突入できることにあります。ただし前述したとおりボス前の羅針盤がランダムのため、ボス到達率は2スタートには劣る気がします。ただ道中の編成は2スタートよりも楽なので、練度の関係で2スタートでは道中が安定しない場合は、削りからこちらを採用するのも可でしょう。
 ボス前羅針盤の分岐先であるLマスは、ギミックの対象といわれ、また新規ドロップ艦の親潮が出るため、羅針盤が逸れても叩いて帰りましょう。なお私はLマス一度目で親潮が出ました。やったぜ。

 第一艦隊の戦艦についてですが、大和型を起用するのも有りですが、機動艦隊編成でもあるため第一艦隊の火力の重要度はさほど高くありません。個人的に費用対効果の観点で大和型でなくとも充分と思っています。空母に関しては艦爆で編成していますが、この場合開幕爆撃での有効火力が特攻もあって上がる反面、砲撃戦ではダイソンしか攻撃で無くなるというデメリットもあります。艦攻にするか艦爆にするかは、一長一短なので色々試してみてもいいかもしれません。

 第二艦隊の編成順ですが、決定力を持つ艦を後ろに置くというセオリーは捨ててください。超高難度のボス戦闘全般で言えることですが、夜戦突入時に敵艦隊の戦闘力が保持されているような場合、決定力を持つ艦を後ろに置くと、相手の夜戦攻撃で壊滅して動けないということが多くなります。今回もボスを丸裸にすることが困難な反面、ダイソン以外は全て陸上型でかばう判定が存在しないため、実感として相手に残存艦が多くてもかなりボスを狙えやすくなっています。
 このため旗艦にWG42を2積みした4スロ軽巡、2番手3番手に三式弾搭載の重巡・航巡を配置します。4番手以降の駆逐にはWG42があれば火力要員として組み込んでもいいですが、無ければ無かったで防空カットインや探照灯デコイの形にすれば役割は持たせることができます。なお、第二艦隊に戦艦を入れるとボスから逸れる確率が高くなるとのことなので注意。

 道中支援や突入艦隊のキラつけはしませんでしたが、やはり練度上安定しないようであれば採用せざるを得ないでしょう。

ギミックについて

 削りとラストダンスで叩くG・Lマスに加えて、Aマスもギミックの対象と言われています。Aマスを叩くには空母4隻編成で出撃せざるを得ず、この編成の場合Hからボスへ行けないため、ギミック解除のためにAだけ叩いて帰る以外にはあまり意味が無いと思います。

 ギミックが解除されている場合はグラフィック上の変化は出ず、ボイスの最後に「マサカ」が追加されるとのことですが、私はAマスは叩いていませんしLマスも一度叩いただけで突破したので未確認です。

瑞雲特攻について

 多分無いんじゃないかなあ。帰ってきたらスロット全滅してるし。


 とりあえずこんなところで。不備や質問などはTwitterアカウント(https://twitter.com/mikasasasa)かコメントでどうぞ。

2015冬イベE-5攻略雑記「ジェットストリームカットイン」

 冬イベとりあえずE-5突破したので、取り急ぎラストダンスの編成と装備案など。詰まってる方のお役に立てば幸いです。

第一艦隊

  • 扶桑改二:試製41cm三連装砲×2、徹甲弾、瑞雲12型
  • 大和改:46cm三連装砲×2、徹甲弾、零観
  • 武蔵改:試製51cm連装砲、46cm三連装砲、徹甲弾、零観
  • 山城改二:試製41cm三連装砲×2、徹甲弾、瑞雲12型
  • 飛鷹改:烈風×4
  • 隼鷹改二:烈風改、烈風(六○一空)×2、彩雲

第二艦隊

  • 北上改二:魚雷×2、甲標的
  • 時雨改二:魚雷×2、探照灯
  • 雪風改:魚雷×2、照明弾
  • 神通改二:3号砲×2、夜偵
  • Bismarck drei:38cm連装砲改×2、徹甲弾、零観
  • 大井改二:3号砲×2、甲標的

 この編成の肝はカットイン艦3隻を上に寄せることで、可能な限り多数のカットイン攻撃を、敵の攻撃より先に叩きこむことを主眼としています。この際、雪風に関しては素の状態で高確率でカットインを発動してくれますが、雪風に運が劣る時雨には探照灯を、更に運の値が心もとない北上は旗艦に置くことで補っています。

 この編成であれば仮にカットインで戦艦水鬼を撃ち漏らしても、相手の残存艦を減らすことによって残りの連撃艦の攻撃を集中させることも可能になるので、運の要素は高いとはいえ、それなりに分の良い賭けになると思います。実際私は(並び順は異なりますが)カットイン艦3隻編成でラストダンスを一発で終了させました。

 ちなみにまるゆによる運改修は時雨に少し行っている程度です。もし妙高改二などに運改修を施している場合は、適宜編成を弄ることも可能でしょう。

 扶桑型に関しては46cm砲だと特に連合艦隊戦では攻撃をミスるリスクが高いのでできれば試製41cm、そうでなければ無印41cm砲を装備します。また、瑞雲12型を運用すると、道中でそこそこの確立で開幕爆撃により後期駆逐を撃沈することもできますのでお勧めです。

 なお、削りの際には戦艦水鬼の撃沈はそこまで難しくないので、道中の空母棲鬼やボスの新型ヲ級の対策を優先する意味でも、駆逐艦の1隻を対空カットイン仕様の秋月にすることも一案かと思います。また、道中大破撤退が気になる場合は、司令部施設を扶桑型の徹甲弾のところに置き換えるのも特に削りの際には有効です。

 取り急ぎこんなかんじで。

やる? やらない? 「南西諸島の制海権を握れ!」

 さて、デイリー任務で発生する南西諸島制海権。人によってはやったりやらなかったりのこの任務を今更ながら軽く考察してみます。

収支

 達成後に控えている「敵潜水艦を制圧せよ!」も合わせて考えると、燃料600、弾薬30、鋼材300、ボーキ230にバケツ2つ。羅針盤に翻弄されない場所は2-5くらいでコストが重く損害も多い、それ以外ではボス到達率で禿げるため、まともな艦隊では収支は赤字になります。

 それを踏まえて。

2-3オリョールクルージング

 こちらは鉄板の攻略法。改にしていない潜水艦3隻程度で回すことで、燃料増加、弾薬トントンくらいで各種任務が潰せることで人気の海域。一方でボス到達率はそこまで高くないため、任務達成までには相応の試行回数が必要です。

 ここで南西任務を達成するには、時間と複数の予備潜水艦、そして多少の入渠ドックの空きが必要となります。改になっていない潜水艦の入渠時間は軽いとはいえ、5-4をヘビロテしているような提督は、常時入渠ドックが埋まっているのがデフォでしょうからね……。

2-2バイト艦運用

 内容としては先日記述したウィークリーのい号実施の内容と重複します。

 バイト艦の運用が必要なため人によって好き嫌いのあるこちら。海域経験値に目を向けると基礎経験値は150と、1-1旗艦S勝利MVPに毛が生えた程度ですが、旗艦S勝利MVPでは540と、5-4随伴艦S勝利を超えてきます。このため、旗艦に育成艦を置いた上で残りをバイト艦で埋めて回すのがお得と言えます。

 ボスに空母編成があることと、空母系を入れることでボスへの確率が上がることを考えれば、空母(軽空母)に烈風を2スロット、昼戦連撃仕様の戦艦1重巡3が個人的にはバイト艦の編成としては安定すると思います。また、旗艦の育成艦には個人的に難易度の高い海域に投入しづらい鳳翔・龍鳳あたりに友永天山・江草彗星・整備員を装備させると、安定してMVPを取ってくるのでお勧めです。

 この戦法のネックとしてはやはり艦娘保有枠に相応の余裕が必要なこととと、日々のバイト艦確保でしょうか。確実に南西任務を消化するにはバイト艦が20隻強必要となります。5-4を毎日周回するか、3-2-1でもしていればそれなりに確保はできますが……

やらないという選択肢

 冒頭で述べたとおり、後に控える潜水艦任務を含めて考えても、南西諸島任務は赤字にならないようやるには、それなりに時間が必要です。面倒臭ければやらないという選択肢も十分アリでしょう。

 しかし、毎日これを実施していれば、後はひたすら3-2-1をやっていても、少なくとも平日のうちにはあ号は終わります。1-1での遠征艦キラ付けであ号の完了が早ければ、適度にこの任務で外れマスを引くことでろ号の進捗も捗ります。ウィークリーで改修資材が獲得できる「海上輸送路の安全確保に努めよ!」のトリガーがろ号任務であることを考えると、以前よりはやる理由は出てきたのではないかな、と思います。

ウィークリー任務を消化しよう!

 はい、月曜日です。月曜日といえば艦これのウィークリー任務更新ですね。ダメ提督のカレンダーは艦これのスケジュールで支配されているのです。
 ということで、皆さんこのウィークリー任務、どういった形で消化しているでしょうか。先だっての記事は焦点がぼやけて散漫になった感があるので、今日は週初めの提督の動きについて考えてみたいと思います。と言っても、単に私の動き方を書き連ねているだけですが。
 一応ウィークリーとは言っていますが、基本的には日々のデイリー任務消化も大きくは変わりませんので、その辺も軽く触れつつ。


 なお、私は基本的にドロップしたばかりのLv1の艦(いわゆるバイト艦)運用をします。なので、バイト艦運用を行わない主義の方には、この記事はあまり参考になりません。また、必然的に母港に相応の空きと、毎日一定数のバイト艦のドロップを集められる出撃が必要となります。

1.手始めに

 まず入渠・補給関係や演習、工廠がらみの任務を手早く終わらせます。知っている人は多いでしょうが、艦これのブラウザを閉じずにいれば、PCがスリープ状態から復帰しても、艦これのブラウザはログイン状態が維持できます。朝起きた際に遠征を迎え入れる前に遠征3回・大規模遠征の任務をチェックすれば、遠征任務の進行が捗ります。
 入渠任務については前日の損傷艦をあえてとっておくことですぐに終わらせることができますが、私の場合は入渠ドックは24時間稼働している状態なので、起床時間に最低一枠は空くように調整し、そこで中破以上の大型艦を4隻バケツをかけ、その後適当な艦を入渠させることで達成しています。

2.キラ付け

 月曜日はこなす任務が多いので、一つでも早く消化していく必要があります。東急系遠征が帰ってきたのに東急任務チェックできてなかった、なんてのは悲惨です。
 ということでまずは1−1で10回出撃任務が終わるまで遠征艦のキラ付けをします。人によってはここであ号が消化できるまでキラ付けをしますが、あ号はボスとの戦闘が24回必要であり、1−1で半分の確率でボスへ行ったとしても50回弱の出撃が必要になります。私は毎日ボス確定の5−4を22周しているので、あ号はそこまで放置です。
 拾った駆逐艦で近代化改修のウィークリーを進行させるのも忘れずに。

3.南西諸島海域へ

 10回出撃任務が終わったら補給艦を3隻狩りに行きましょう。私はオリョクルでのんびり狩っていますが、連続してボスへ突っ込まれたりするので何だかんだでまだるっこしかったりします。人によっては5−4で狩ったり、東方艦隊が出ていれば4−2で狩るのもありでしょう。

 ともかく補給艦3隻を狩ると、デイリーの南西諸島制海権とウィークリーのい号が出ます。この両者(あとあ号も)をチェックし、育成用空母(又は軽空母)とバイト艦の戦艦、重巡3、空母or軽空母を連れて2−1へ行きます。2−1はどこへ行っても空母が複数いる上、ボスへの到達率も悪くはないので、南西任務とい号を平行して進行できます。撃ち漏らしがあっても10周弱、大体南西任務が終わらない程度の範囲でい号が終了するので、その後は同じ編成でそのまま2−3で南西任務を完了させましょう。なお火曜以降の南西任務は最初から2−3を周回して終わらせています。

 装備に関しては育成用空母は友永天山・江草彗星・整備員に、4スロット目があれば熟練零戦を積みます。これで大体MVPを取ってくれます。戦艦重巡は連撃装備、バイト艦の空母は烈風系2スロット入れていれば航空優勢は取れるので、あとは流星改に4スロ目があれば爆戦を。ちなみに飛鷹型は比較的良くドロップする上で搭載力が多いので重宝します。余談ですが、弾着観測の実装でバイト艦の殲滅力が上がったので、ここら辺は楽になりました。

 バイト艦については補給をせずに2回出撃したら基本的に解体しますが、弾薬が余っているのであれば1回出撃後弾薬のみ補給すれば、最低3回は出撃できます。戦艦のバイト艦が足りないならば一つの選択肢として。

 ちなみに2−3は旗艦MVPで5−4随伴艦相当の経験値が得られますので、鳳翔や龍鳳など、高難度海域に出すのは躊躇われる軽空母の育成におすすめです。

4.潜水艦狩り

 い号・南西諸島制海権ともに終了すれば、デイリーとウィークリーの対潜任務が発生します。これに関しては経験値効率的に4−3潜水艦ルートがベターだったのですが、この記事を書いている時点では1−5ボスマスでの明石ドロップが見込めるので、そちらで実施するのもアリです。

 ウィークリーの対潜任務が終われば北方・東方ウィークリーが出現しますので、あとは5−4であ号を消化するなり北方・東方任務をこなすなりしましょう。

5.最後に

 私のウィークリーの消化は、い号・対潜任務を如何に早く消化するかに主眼を置いています。人によってはデイリー南西諸島制海権はやらず、最初から5−4を回してい号達成を目指す人もいるでしょう。あるいは時間の余裕がある人はひたすらオリョクルで消化するのもアリでしょう。私のやり方は、母港課金で母港の枠に余裕があり、一方でアクティブなため基本的に常時入渠ドックが埋まっているため、こまめに潜水艦を入渠させづらい人には向いているかと思います。

提督Lv100未満で5−5撃破せずに全任務消化&500位以内に入ってみよう!

 ということで、着任翌月から元帥&ランカー維持勢としてノウハウを多少なりとも広めてみようと思い、筆を執ってみました。
 一応以下の出撃をこなしつつ、5−5以外のEOを撃破していけば、1ヶ月の戦果がおおよそ1200〜1300ほどとなり、500位ラインが狙えるのではないかと思います。5−5も撃破できればほぼ安定してランクインできるでしょう。

 何か質問とかここどうすんじゃー的なことがあれば、Twitterのアカウント([twitter:@mikasasasa])に適当にリプライ飛ばしてやってください。気付けば返事します。

0.前提条件

  • 海域開放が全て終わっている
  • 未所持艦の掘りはしない
  • 母港枠に相応の余裕がある
  • 艦これを集中していじれる時間が3時間/日ほどある
  • 集中していじれる時間を含め、PCの前で遠征と入渠のやり繰りができる時間が6時間/日ほどある
  • 仕事・学校の昼休みに遠征・入渠作業ができる
  • 資材は自然回復上限以上には普段は備蓄しない

 おかしいね、この条件満たすだけで大分廃人な気がするよ!

0.下準備

 東方艦隊・北方艦隊任務に早急に着手するためにも、ウィークリー、特にい号の早急な消化が必要になります。月曜日は補給艦3隻が終わり次第、い号を完了させるため2−1にて育成用軽空母と拾った戦艦1・重巡3・空母系1の編成で反復出撃をします。2−1はどこへ行っても空母系がおり、デイリー南西任務も平行してできるのでお勧めです。大体南西任務が終わるかどうかというくらいでい号が終了するので、同様の編成で南西任務の残りを2−2で終わらせます。まあ時間がある人はオリョクルでもいいのですが……。

 ちなみにい号が終わった以降の平日の南西任務は同様の編成によって2−2で消化する形になります。母港枠の相応の余裕というのは、ここで拾った艦を活用するためのものです。大体戦艦と軽空母が6隻ずつ、重巡が12隻ほどもいれば終わると思います。つまり母港枠の空きは最低でも20ちょっとは欲しいところですね。

 なお、育成用軽空母は龍鳳もしくは鳳翔がおすすめです。友永天山や江草彗星を載せた上で整備員を積んでおけば、MVPを高確率で獲得し、連続出撃に耐えます。またこの2隻は他海域へ出撃させるのは相応の練度がないと厳しいので、ここで重点的に育成するのが効率的にも良いです。

1.5−4周回

 レベリングと戦果稼ぎの軸となる場所です。ここを1日10周するのが目標となります。出撃編成としては以下の通りです。

  • 重巡(旗艦):主砲×2・水上偵察機・電探
  • 高速戦艦:主砲×2・水上偵察機徹甲弾
  • 航巡:主砲×2・水上偵察機・ドラム缶
  • 正規空母:大きいスロットから烈風・烈風・烈風・攻撃用艦載機
  • 高速軽空母:大きいスロットから烈風・烈風・攻撃用艦載機・彩雲
  • 軽巡:ドラム缶×3


 この編成の要点は

  1. ドラム缶4つ高速統一ルート
  2. 各艦種満遍なく出撃
  3. 航空優勢以上を確保
  4. 昼夜連撃可能艦を3隻確保

の4点です。

 艦載機の配置はざっくりとしたものなので、艦娘によって微調整が必要です。具体的には以下のとおりです。

  • 烈風改・烈風六〇一がある場合、空母勢の大きいスロットから配置
  • 攻撃用艦載機はボーキを節約するなら爆戦、そうでないなら友永天山・江草彗星・流星改など
  • 飛龍改二・蒼龍改二・雲龍改は、最小スロットに攻撃用艦載機を置くとボスで置物になる場合があるので、軽空母と編成を入れ替えるか、最小スロットは整備員で二番目に小さいスロットに攻撃用艦載機

 軽巡は1日1周、それ以外は1日2〜3周ほどのローテーション出撃です。重巡については高雄型又は妙高型のどちらか4隻で賄うといいでしょう。旗艦に置いとけば滅多に中破しません。
 なお、バケツは基本的に中破艦のみかけます。小破では私はバケツを使ってませんが、道中大破で安定しないようなら、軽空母などは小破でもバケツが必要になるかもしれません。

 ボスA勝利が10周中3分の2以上達成できていれば、概ね安定していると見ていいです。理想は1日1回大破撤退程度まで効率化したいところですが。

2.4−2周回

 東方艦隊ウィークリーの達成及び低速艦・駆逐艦のレベリングが目的となります。達成後の4−4・5−2任務を考えると、週末の前には終わらせたいので、1日6周ほどはしたいところです。編成は以下のとおり。

  • 飛鷹型:烈風×3・爆戦
  • 低速戦艦:主砲×2・水上偵察機or瑞雲系・徹甲弾or三式弾
  • 重巡:主砲×2・水上偵察機・電探or三式弾
  • 雷巡:夜戦連撃+甲標的
  • 駆逐:10cm高角砲×2・電探orソナーor噴進砲

 飛鷹型が防空艦として制空権互角以上を維持することで相手の昼戦連撃を阻止することが重要となります。4−2は弾着観測実装前は、空母抜きでも対空兵装マシマシであれば周回できたので、無理に制空権を確保する必要はありません。開幕爆撃での被害が大きければ三式弾や噴進砲といった対空兵装を多めにしましょう。
 重巡は古鷹・青葉型でも十分です。飛鷹型が3周ずつすることになるので、できれば旗艦に置いて被害を抑制した方がいいでしょう。駆逐艦は周回ごとに入れ替えとなります。
 なお対戦マスに関しては対潜兵器が無くても雷巡と駆逐である程度処理できます。

3.北方任務

 個人的に一番ネックになるのがここです。5−4・4−2に戦力を割いていると、どうしてもここに割く戦力が足りなくなります。北方任務の消化方法は3つあります。

  1. 水母及び5−4・4−2と重複しない軽巡駆逐艦によって3−5南回りルートで攻略
  2. 3−3で消化

 3−5水雷戦隊ルートは練度のある駆逐艦が相当数必要かつ試行回数勝負のため、基本的には3−3を1日2〜3回程度こなしつつ平行で行うか、東方任務が終わった後にその艦隊を転用して3−3を集中的に回すのが最適かと思います。

 なお編成は雷戦重2空母2で適当にやれば、あとの敵は羅針盤だけです!(白目)

4.4−4・5−2

 ここに関しては東方艦隊任務さえ終わってしまえば、あとはその部隊を転用しつつ5−4から適当な空母をぶっこ抜けば、回数自体は大したこと無いのでどうにかなるでしょう。つまり割愛。

5.遠征について

 遠征については基本的にバケツ重視で回すことが重要になります。上記の周回をこなしつつバケツを10〜20個/日増やしていくのが理想ですね。

 遠征の組み立て的には就寝中・出勤〜昼休み・昼休み〜退勤までの3区切りでタンカー・鼠輸送・ボーキ輸送をキラキラで出します。これで1日の燃料・ボーキサイト需要を基本的に賄います。その上で、PCの前にいられる時間は長距離練習航海を常にぶん回しつつ、あとは対潜警戒(バケツ)、海上護衛(油・弾)、防空射撃(ボーキ)あたりから資材のバランスを見つつ選択する形になります。



 非常にざっくりとした形になってしまいましたが、まあこんな感じで……。

連合艦隊による戦闘におけるあきつ丸と航空戦艦運用の考察

 さて、ここまでE-4のルート制御におけるあきつ丸運用の優位性を解説しましたが、その後E-5での検証も踏まえて更に連合艦隊による機動部隊の拡張的な運用について書いてみたいと思います。

 連合艦隊システムにおける機動部隊の第一艦隊は、空母系艦娘4隻と非空母系艦娘2隻によって編成します。このため、通常は正規空母4隻の装備構成によって制空値や索敵、攻撃などの割り振りを考え、残り2枠は戦艦を組み込んでる提督方がほとんどかと思います。しかし、例外的に航空戦力を運用できるにも関わらず、空母枠4隻の制限を超えて組み込むことが可能な艦娘が2種類の艦娘います。そのうち一つは昨日解説した揚陸艦(現状はあきつ丸のみ)で、もう一つは航空戦艦や航空巡洋艦などの水上爆撃機運用艦です。

 あきつ丸のスロット数や航空戦艦の普段を見ていると、航空戦力と言っても……と思われるかもしれません。しかし侮る無かれ、あきつ丸は烈風2積みで赤城最大スロの烈風と同等、烈風3積みではなんと加賀最大スロの烈風改を凌ぐ制空値を発揮するようになります。一方の水上爆撃機運用艦は、例えば伊勢型は無印瑞雲の4積みで蒼龍改二の最小スロットに烈風を積んだ場合と同等と控えめですが、こちらは開幕爆撃、偵察機の役割もこなすマルチロール機のため、正規空母のスロット運用に非常に大きな柔軟性を与えることになります。制空戦闘はできませんし、揃えるハードルは高いですが、晴嵐ガン積みなどになると馬鹿にならない開幕爆撃力を叩き出すようになります。

 このように非空母系の航空運用艦を動員すると、通常の空母4隻による運用を大幅に超えた航空機運用が可能となります。例えば制空特化の場合、正規空母偵察機2隊、艦攻もしくは艦爆を第二スロットに1隊ずつ搭載した状態で、あきつ丸に烈風、伊勢型に瑞雲をガン積みすることで、脅威の制空値600オーバーを記録します。これはE-5ボスの空母棲姫相手に楽々制空権を確保できる数値です(ただし最終形態では優勢止まりでした)。ここまで極端なことをしなくとも、航空戦艦が運用する水上機の分空母の偵察機を削減して副砲や整備員、命中ボーナスのある艦載機を積んで砲撃戦での火力を増加したり、烈風を積みがちな最大スロットに艦攻を搭載することで開幕爆撃の確実性を高めることもできます。

 あきつ丸や航空戦艦を入れることと引き換えに失われる戦艦2隻の火力をどう見るかですが、第一艦隊の戦艦は航空戦のみのマスでは現状置物であり、またボスなどの砲撃戦が発生するマスでも夜戦には突入できないなど、戦艦として万全の性能を発揮しているとは言いづらい部分があります。実際にE-5を最初から最後まで私はこの編成で攻略しましたが、道中撤退は夜戦での大破一度のみ、索敵が十分だったせいもあってかお仕置き部屋はゼロで、決戦支援も最後のみで比較的楽に突破できました。

 そして個人的に連合艦隊時における航空艦6隻運用の最大の強みは、大淀改の持ってくる艦隊司令部施設を、制空や索敵のシビアな見積もりをせずに搭載することができるということです。通常の空母4戦2編成の場合は空母の偵察機スロットや第二艦隊も含む非空母艦の索敵兵装スロットなどを削るなどして搭載しなくてはなりません。しかし航空艦6隻運用の場合、偵察機の運用数は余裕があるため二航戦の最小スロットに適当に搭載したり、あるいは一航戦五航戦での空母編成の場合は空母のスロットより個別のスロットが小さいあきつ丸(艦隊司令部施設は揚陸艦も搭載可)に搭載することもできます。この艦隊司令部施設は夜戦マスなどでの第二艦隊の大破撤退可能性を極小化することができ、トドメの際は決定力不足が起きる可能性はあるものの、削りの段階では出撃自体が無駄に終わることを避けるのに非常に有用となります。

 このあきつ丸への艦隊司令部施設の搭載は、第二次大戦後に艦隊の司令部機能が肥大化し、揚陸艦が旗艦の任を担うようになった史実の流れにも合致するもので、なかなかに面白い機能だと思っています。航空戦艦の水上爆撃機ガン積みも、航空戦艦の時代を感じさせます。何より空母機動部隊は航空戦力運用艦のみを集中運用するという戦術の徹底という意味合いもあります。

 提督の皆さんがたも、是非一度航空艦6隻構成での連合艦隊戦闘を試してみてはいかがでしょうか。下にその戦闘時の画像を貼りますが、理屈抜きで浪漫を感じることは保証しますよ?(笑)


2014夏イベE-4攻略特記事項「あきつ丸戦法」

 TwitterでRTめっちゃされてる一方で、140字では上手くまとまらない&書き足りない部分があるので、きちんと総括する形で書き残しておきます。

 最初に、この戦法はフォローさせていただいている南条匡さん([twitter:@nanjyo_tadashi])が、「MI島攻略作戦なんだから、揚陸艦を入れれば羅針盤有利になるのでは?」という着想から始められたものに、私が乗っかる形で検証しただけのものです。南条さんには改めて感謝を申し上げると共に、この場をお借りして敬意を表します。

 この戦法はE-4にて有効な戦力でボス到達率を上げる方法ではありますが、ボスへのルート固定をする方法ではありませんので、あらかじめご了承ください。

 さて、こちらがE-4のマップ(分かりやすいよう某wikiに沿ってアルファベットを振ってあります)です。E-4が難しいと言われている理由は

  • 羅針盤を固定できない分岐が2箇所(BとC)ある
  • ボスに有効な三式弾を搭載できる重巡もしくは航巡を第二艦隊に複数入れると、A→Cというルートになり一度しかボスへ向かうチャンスがない

という2点からなります。従来は第二艦隊の駆逐艦を4隻(軽駆駆駆駆+重or航巡)にすることで、初手がBに向かい、B→Dに向かえばボス固定可、B→CになってもまだFに行ける可能性は残るという方法もありましたが、上記の通りこの場合はボス特効のある三式弾を搭載できる艦娘が第二艦隊で1隻しか入れられないため、ボスを撃ち漏らす危険性があるという問題が有りました。

 これに対してあきつ丸戦法は、第一艦隊にあきつ丸を組み込むことで初手をBに固定しボスへ向かう確率を上げつつ、第二艦隊の三式弾要員を2隻確保できることでボス戦での決定力を維持することが最大の要点となります。付随してこの戦法には以下のようなメリットがあります。

  • あきつ丸が艦戦を搭載できるので、正規空母4隻のみの場合と比較して、正規空母の搭載力を攻撃・索敵に振りやすい
  • ボス戦での砲撃戦では、あきつ丸は艦砲射撃での攻撃となり、割合ダメージでバカにならない有効打(30〜50)を与えられる

 では実際の編成例ですが、私の場合は以下の通りです。

第一艦隊(制空値430、当初書いてた編成より偵察機多く運用してたので修正してます)
あきつ丸(烈風・烈風・烈風)
加賀(烈風・流星改・烈風改・二式艦上偵察機
赤城(烈風・流星改・烈風・二式艦上偵察機
飛龍(二式艦上偵察機・烈風・友永天山・彩雲)
蒼龍(二式艦上偵察機・烈風・江草彗星・彩雲)
伊勢(46cm砲・46cm砲・瑞雲12型・32号電探)

第二艦隊
大淀(32号電探・32号電探・探照灯
時雨(10cm高角砲・10cm高角砲・33号電探)
綾波(10cm高角砲・10cm高角砲・33号電探)
夕立(10cm高角砲・10cm高角砲・33号電探)
高雄(20.3cm(3号)連装砲・20.3cm(2号)連装砲・三式弾・零式水上観測機)
愛宕(20.3cm(3号)連装砲・20.3cm(2号)連装砲・三式弾・九八式水上偵察機(夜偵))

 二式艦上偵察機が多いのはT字不利回避の観点からは彩雲は1隊で十分であり、偵察機隊を多数運用するならば、対空・命中に補正の有る二式艦上偵察機にウェイトを置いた方が有利になるだろうとの考えによるものです。(被撃墜を考え念のため彩雲2隊配備)

 伊勢に関しては高速・低速問わず任意の戦艦で構いません。E-3との兼ね合いを考えれば金剛型が妥当でしょう。伊勢を使っているのは四航戦を一・二航戦と揃い踏みさせたいという私の自己満足です(笑)。

 高雄・愛宕に関しても、任意の重巡もしくは航巡で大丈夫です。

 なお大淀にツッコミが入るかと思いますが、連合艦隊での道中戦闘は航空戦がメインで、その場合敵の攻撃は12隻に分散するので、低練度の艦娘でも旗艦に置いておけば滅多なことでは道中大破はしないため、E-3からレベリングしているだけです。なので、万全を期したい場合は任意の軽巡に置き換えてください。これはあきつ丸に関しても同様なので、あきつ丸の練度は改にして近代化改修を終え、旗艦にさえ置いていれば、十分実用に耐えると思います。

 Cマスに進んだ場合の対潜戦闘は捨て、道中の航空戦における対空重視及び索敵重視の装備となっています。偵察機と烈風の配分はまだ調整の余地はあるかと思いますが、一応航空優勢は最後まで取れていたと思います。艦攻を増やす選択肢もありますが、ボーキサイトの消耗と天秤にかけて判断してください。戦艦の電探を徹甲弾とすることも選択肢の一つかと思われますが、三式弾を搭載するのは昼戦での特効が認められなかったため、意味は薄いと思います。

【追記】 駆逐艦に関しては2隻まで絞り込むことができるようなので、雷巡などに置き換えることもできますが、索敵や対空などと相談して検討してみる余地があるかと思います。少なくとも火力に関しては三式弾搭載艦が2隻入れば十分かと思いますが。


 最後に補足事項を幾つか列挙しておきます。

  • 軽空母や水上機母艦で1-5のように揚陸艦の代わりをさせることはできない、あるいはできても正規空母4隻が維持できない
  • Bマス・Cマスでの分岐条件は依然として不明
  • Bマスでの戦闘を優位に終わらせればDに向かいやすいとの説もあるが、反証も有る
  • 【追記】陣形は航空戦マスでは輪形陣、Cマスは対潜警戒、Hマスは前方警戒が無難という感覚
  • 【追記】カ号観測機・三式指揮連絡機にはBマス・Cマスでの固定効果は無いことを確認。大発に関してはB→Cへ行くことは確認したものの、C→Eはまだ確認できないため情報提供求む大発に関しても同様。

 以上となります。それでは、提督各位の検討をお祈りしています。