対ヤクルト７回戦

　阪神４−１ヤクルト in甲子園
　交流戦最中からそうだったが、最近ことごとくエース格をぶつけられている気がする。
　今日の相手先発は目下セ・リーグ防御率トップの藤井。阪神先発は井川。井川が不安定だと厳しいかな、と思っていたものの、４回表に赤星内野安打、鳥谷犠打、シーツ適時打、金本四球、今岡本塁打で一気に４点奪取。エースアレルギー、交流戦で払拭されたのだろうかと思うくらいの繋がりだった。
　投げては井川が７回１失点、球数的にはまだ余裕はあったが、当初ツーシーム主体で組み立てていたのを６回くらいから普段の組み立てに戻して捕まりかけてたのでいい判断だったと思う。８回藤川、９回久保田で試合終了。久保田が相変わらず得点圏にランナーを背負う劇場だったのはご愛嬌か。
　ここへ来て先発陣も落ち着き始めている。非常に淡々と勝ちを積み上げている分、地力を感じさせるようになってきた。打線も今岡が復調の兆しを見せ始めている。藤本もファールで粘れるようになってきているが、打ち損じも多く、結果が三振だったので、もう一息というところか。問題は６番右翼だが、スペンサーは安打したものの本塁突入で古田を負傷させたのはいただけない。完全にアウトのタイミングで、明らかにホームベースではなく古田めがけて突入したのは言い逃れできない。というか、吉竹三塁ベースコーチよ、何故止めない。相変わらず壊れた信号機ぶりを如何無く発揮しているのはどうにかならないものだろうか。

　藤川が６月の月間ＭＶＰを受賞。６月のＪＡ全農Ｇｏ・Ｇｏ賞（救援投手が対象）は中日岩瀬に譲っただけに、非常に嬉しい。登板過多や二段モーション問題など懸念も抱えているが、このまま元気に頑張って欲しい。