対横浜7〜9回戦

 阪神4−5横浜 in横浜
 阪神5−4横浜 in横浜
 阪神6−3横浜 in横浜
 2勝1敗。何だかんだで6月7日からのオリックス3連戦以降7カード連続勝ち越し(直前のロッテ3連戦は1勝1敗1分)、5月末〜6月頭のソフトバンク3連戦で3タテ食らってから連敗無しだなあ。大型連勝はなくとも、連敗せず着実に貯金を増やせているというのは理想的。


 初戦を落としたのは残念と言えば残念だけれど、下柳の調子がイマイチだったから仕方ないかなあ。何だかんだで調子が下降線なのは心配なところだ。あと橋本が一発を浴びたけれど、結構不用意な球放ることがあるので注意してもらいたい。
 二戦目は相手先発が三浦だったので負け越すかなーとか心配してたが、それほど苦にはしなかった模様。4点獲ってとりあえずKOはしたけど6回途中だし、黒星は付けられなかったからまだ攻めあぐねてるのだろうか。どっちかといえば杉山が踏ん張りきれなかったのが残念かな。
 三戦目は二段モーションから一段に戻した(社会人時代は一段だったらしい)安藤がどう結果を出すかが最大のポイントだったわけだけど、序盤そろりそろりと行って村田に被弾はしたものの、その後はいいテンポで8回まで村田のソロ一本しか安打を許さなかったので、まずは成功と言えそう。ただ初完投を意識した9回にSYBSを発症したのはいただけない。安藤、アレで結構弱気なところがあるからなあ。まあ、久保田が一死一三塁で一発出れば同点の場面も後続をきっちり切って試合終了。久保田は最近安定感が増してきていていい感じだ。


 チーム全体を見てみると、打撃陣は今岡の不調が出てきてはいるものの、他は特に打撃が落ちてきているのはいないし、桧山やスペンサーにも少しずつ当たりが戻ってきているので総合的には上向き。序盤での得点も出始めている。投手陣は安藤の目処が立ったのは大きいものの、下柳が不安定になってきているので差し引きゼロといったところか。といっても、いつもの6回2、3失点のピッチャーに戻っただけとも言うが。
 やはり中継ぎにはこれからも負担がかかりそうなので、桟原が僅差ビハインドでも登板できるだけの目処が立って、下から確実にローテを任せられる先発要員があと1人上がってきてくれることを願う。