対ヤクルト8回戦

 阪神2−1ヤクルト in甲子園
 昨日の藤井に続き今日も川島でエース格をぶつけられるも、福原がテンポ、安定感ともいいピッチングをして7回を被安打7無四球失点1で切り抜け、ジェフ−久保田と繋いで接戦を制した。
 打線は今日の試合を終えて防御率リーグ3位(2.82)の川島相手に7回までに9安打を放つも、得点はスペンサーの押し出し四球と金本のソロのみで。まあ、これを拙攻と言ってしまうのは相手を考えれば酷かもしれないが、川島が降板した8回も金本の安打とスペンサー二塁打で一死二三塁にしておきながら無得点に終わり、結果二桁残塁を築いたのはいただけない。点が取れる場面できっちり取れるようにならなければ、この先シビアな戦いを取りこぼすことに繋がりかねないだろう。
 とはいえ、今岡が2安打で復調を確かなものにし、金本が本塁打ランク1位に並び、鳥谷が打率3割に乗せてきた。藤本、スペンサーも安打を放っているのでそれほど心配することは無いだろう。
 投手陣については文句無し。昨日の井川に続いて福原も安定感を取り戻したのは夏場に向けて非常に大きい。1点差だった8回表、ヤクルト打線に左が多いこともあったのだろうが連投になるリリーフエース藤川でなく中3日空いていたジェフを投入した起用も評価できる。結果は三者連続三振(二者連続三球三振)で完璧リリーフだったし。ラストは久保田がお約束の1安打を浴びつつきっちりセーブをゲット。この辺りは最早磐石にも程がある状態。

 明日は阪神先発は谷間になるが、ブラウンが有力、対抗で筒井といったところだろうか。早めの降板になった場合は桟原や橋本、江草も久々に見てみたいものだ。